ポートが1個しかないMacBook(無印)でテレワークする最適解を探してみた
営業職の方であれば、会社の支給パソコンがMacBook(無印)ということもあるかと思います。
MacBook(無印)って何かというと、コレです。
MacBook (Retina, 12-inch, 2017) - 技術仕様
軽さ、薄さにこだわり、重量:0.92 kg というのが素晴らしい。
外回りが多い職種だとこれが本当にありがたかった...ところがコロナですよ。
このMacはもともと性能重視には作られていないのですが、一番のネックはType-Cポートが1つしかついていないこと。
会社のパソコンだったのでよく調べずに選んだらこれを引いてしまいました。
いや、Appleさん何考えてるんですか...充電したら何も使えない...。
マウスとかキーボードに多少はこだわりのある人間なのですが、まあ外回りもあるので普段から慣れておくのもいいでしょう。
打ち心地もペナペナしていますが、慣れればキーのストロークが短いので早く打てますし静かです。
ディスプレイの上にカメラもついているのですが位置が低いので下から見上げるような映像になってしまいます。
イヤホンジャックもあるので最低限のテレワーク環境は構築できますが、なんか声が通らない。
とりあえずはAnkerのType-Cの拡張ポートを導入してみましたが、ポート2つしかついてないんですよね。
しばらく買って使ってみて思ったのが「これもう一つ買ってつなげたら4つになるんじゃないか?」でした。
ちょうどその時セールになっていたこれを購入。
写真を見るとどちらのハブも通電していることがわかります。
合計4つのUSBポートにカメラ、マイク、キーボード、マウスを繋いでみたところ、認識して正しく動作するではないですか!
ですが使っているうちにカメラが認識しなくなったりマウスカーソルが遅延するようになり、惜しいところでダメでした。
まあ、メーカーの想定外の使い方をしているわけなので仕方ないです。
さらに上位の製品もあるのですが、¥29,800という価格はおいそれと手を出せるものでもなく、諦めようかなと思っていました。
...が、そこで見つけたのがこの製品!
箱が破れているのはご愛敬。
こちらはUSBType-Aポートが最初から4つ付いていて、安定した接続ができました。
価格は記事作成時点で¥13,000でした。
これならなんとか買ってみてもいいかな、という価格帯ですね。
マウスやキーボードはBluetoothでもいいんじゃない?というご意見もあるかと思いますが、Macの性能が低すぎて遅延してしまうので実用的とは言えなかったです。
試しにウチにあるパソコンでベンチマークをとってみました。
Geekbench 5 - Cross-Platform Benchmark
Macbook(mid2017) core-i7 7y75 1.4GHz :776/1499(Single/Multi Thread性能)
Macbook Air (Late2018) core-i5 8210Y 1.6GHz:882/1691
ThinkPad E495 Ryzen5 3500U 2.1GHz:806/2925
M1 Mac(参考):1687/7433
マルチスレッド性能が低いので、このような現象になっているのかなと思います。
Ryzenも安いノートパソコンなんだけど性能いいな。
それでもM1 Macの性能と比べると数値が半分以下、無印君と比べたら 1/4以下だな。
とりあえず快適な職場環境が構築できて満足です。
ただ、一点だけ注意があります。
赤線を引いても見にくいのですが、外付けディスプレイは1台しか使えないよ、って書いてあります。
接続しているMacの画面を閉じてクラムシェルモードで使おうと思ったらシングルディスプレイになってしまうということです。
このへんの対策はまた次回にでも。